気持ちのジェットコースターで忙しかった食事も終わり、お店を後にしました。
トイレに立った時に既に会計もスマートに済ませていた森永さん。
婚活でいろんな方に会いましたが、立ち振る舞いも含めて森永さんはパーフェクトでした。
間接照明のお店から、蛍光灯ガンガンの外に。
改めて森永さんを見ると、やはりいけるかいけないか…ギリギリのラインです。
でも、こんな人はもう現れないかもしれないし、現れても私をこんなに気に入ってくれるか分からないし、どうにか好きになれないものか…。
テンションが上がっていた森永さんは、騒いでいた別の人達に対して悪ふざけな発言をしたのですが、それでまた引いてしまう自分がいました。
大したことでもないのに、「アリ」か「ナシ」かのメーターが振りまくりで脳内が忙しい。
婚活始めた頃だったら、すぐに「ナシ」としてたと思うのですが、30後半になり何年も上手くいかなかった過去を思うと、簡単にジャッジが出来なくなってきていました。
別れるか迷うような彼氏がいる人も感じるであろう「でも、次が見つからないかもしれないしな…」という、ネガティブな足かせ。
そんなことを考えながら駅に向かっていると
もし、無理だな〜とか思ったら、気にせず教えてくださいね。
僕的には、またお会いしたいですが(笑)
と、言われました。
直接のこの問いは、非常に困る。
メールとかなら言葉も選べるけど、いきなり来るこの質問はどう返答すべきか分からない。
でも、何か答えねば!
メッセージ通りの優しい方で、紳士的な方だな〜って思いました
うん、嘘は1つもついてない。
実際に優しいし、紳士的だし。
かつ、「アリ」とも「ナシ」とも断言していない。
また会って頂けますか?
しまった…
この場で次を判断しなければならなくなってしまった。
でも、断る理由もないといえば無い。
むしろ、有難いと思わなければならない立場だ。
そうして、次に会う約束をして、その日は別れました。
同じ駅のホームで別々の電車だったのですが、私の電車が出るまで見送ってくれました。
森永さんの方が帰るのに時間がかかるのに優しい人です。
その1〜2週間後、また森永さんと飲みに行くことになりました。
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