森永さんの返信にはこう書いてありました。
でも、BABAさんと一緒に幸せな家庭を築きたいと思ってたのも本当です。
僕もBABAさんに聞いてみたい事がありました。
BABAさんは僕のことをどう思ってますか?
BABAさんは僕のことを好きなんだろうか…と気になってたんです。
その返信を見て、ドキッとしました。
それと同時に、こんな事を思わせてしまったり、書かせてしまってる自分ってどうなんだ…と。
最低だ、私は。
いつまで経ってもなかなか恋愛感情が湧かないなんて言いつつ、こんな自分を受け入れてくれたら…なんて都合の良いことまで考えてた。
受け入れてくれたら、私も一生この人を大切にしようという賭けに似た気持ちでいた。
本当に、最低だ。
それも、「僕のこと好きですか?」と聞かれて、いまだに即答で「好きですよ、もちろん!」とは返答できない自分もいた。
この時には付き合いたいと考えてるほど好意は持ってたものの、男性として好き!というようなトキメキはなかった。
自分を好きでいてくれる真面目な男性だから、この人と一緒にいれば幸せになれるかな…みたいな気持ちだった。
森永さんのピュアさに比べて、自分のあざとさったら…
自分が情けなくて、余計に身を引くべきだと感じました。
森永さんとの将来を考えたり、好意は日に日に大きくなってきていました。
でも、即答で「好きです」と答えられない自分が申し訳なく、やはり身を引くべきなのかと思いました。
森永さんは真面目で優しくて、本当に素敵な男性なので、すぐにお相手は見つかると思います。
こんな私に今まで本当に良くしていただいて有難うございました。
と、別れのメールを送りました。
その数分後、森永さんからの返信がありました。
BABAさんは自分が思ってる以上に素敵な女性なので、きっと良い人が現れると思います。
僕の方こそ、本当に色々と有難うございました!
BABAさんの幸せを心から願っています!
こうして、あっけなく森永さんとの関係は終わりました。
2〜3ヵ月、何度も会ってきて、来年には結婚かな…なんて考えてたのに、病気発覚からトントン拍子に崩壊。
トントン拍子に上手くいけば良かったけど、ダメな方に向いてしまいました。
大きな幸せを目前で逃してしまったような感じでボー然としてたのですが、どこかで「子供」というプレッシャーから逃れられてホッとしてる自分もいました。
でも、やっぱり悲しかった。
子供が出来ないかもしれないのに婚活を続けるのは無理だと思ったし、またこんな悲しい思いはしたくない。
でも、親が健康なうちに花嫁姿を見せたい。
せっかく掴みかけた幸せだったのに…
なんでこうも、人生は上手くいかないものか…
ちなみに、森永さんはその後も婚活サイトで少しの間は目にしていたのですが、そのうち見なくなりました。
きっと良い女性と巡り会ったんだと思います。
良き旦那さん、良きパパになってそうだな…。
本当に真面目で優しい人だったので、森永さんの幸せを心から願ってます。
森永さん、本当に有難うございました!
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