毎週楽しみにしていたドラマ
『大豆田とわ子と三人の元夫』
が、終わってしまった〜。
松たか子さんが主演だし、脚本は坂元裕二さんだし、面白そうだな〜って見始めたら1話目でドップリとハマりました。
なんか見ていてホッとしたり、笑えたり、とにかく見終わった後に幸せな気分になるドラマでした。
台詞もとても心に響いたり…
最終回の風吹ジュンさんが演じるマーさんが語った言葉。
『でも誰だって、心に穴を持って生まれてきてさ、それ埋めるためにジタバタして生きてんだもん。
愛を守りたい。恋に溺れたい。
一人の中にいくつもあって、どれもうそじゃない。』
優しい表情で、愛情たっぷりに語られる、この台詞。
もうね…
気づいたら海亀のように静かに泣いてしまってました。
とわ子(松たか子さん)のお母さんが、子供の頃のとわ子に問いかけた言葉。
『とわ子は1人でも大丈夫になりたい? それとも、誰かに大事にされたい?』
それに対して、とわ子は
『1人でも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい』
わかるーー!!
そうなんだよねー!とわ子ーー!!
その後のやり取りもイイのよ。
『でも、誰も見つからなかったらどうしよう』
と、とわ子が言うと
『そのときは、お母さんに甘えなさい』
と優しく微笑むお母さん。
母を亡くしてる私は、このやり取りがとてつもなく心に沁みました。
とわ子も少し前にお母さんを亡くしてるので、その甘えるお母さんはもういない。
その心情はあまり台詞には出てこないのだけど、松たか子さんの表情が色々物語っていて、なんとも切なくなるのです。
あと、3番目の元夫(岡田将生くん)がとわ子に言った台詞も心に刺さりました。
『人の孤独を埋めるのは、愛されることじゃないよ。愛することだよ』
この台詞の破壊力たるや…
本当にそうだよね。
愛されたいのは勿論だけど、そもそも自分が愛してなかったら孤独感は消えないもんね。
誰かに幸せにしてもらおうとするのではなく、自分で自分を満たさないとな…と、気付かされました。
なんか、台詞の紹介ブログみたいになってしまったな(笑)
でも、それほどまでに名台詞がたくさんあった素敵なドラマでした。
映画やドラマって、非日常を味わえたり、セリフで気持ちが救われたり…
心の栄養として必要よね♪
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