独身の人を「誰からも選ばれなかった」っていう表現。
あの言葉を聞くと、なんかモヤっとするのは私だけでしょうか。
なんですって!キーー!!(怒)
…とかではなく、その表現はどうなんだろうと単純に疑問に思って。
まあ、言いたいことは分かるんですけど、「誰からも選ばれなかった」ってのは違うのではないかと思うんです。
世界中の異性と「はないちもんめ」でもして、最後まで「◯◯ちゃんが欲しい」って言われなかったのだとしたら、それは本当に誰からも選ばれなかった…って事になるんだろうけど。
例えが分かりづらいか…(笑)
全員と会ったわけでもなく、それぞれタイミングとかもあるのに、結婚できなかったからって「誰から」も「選ばれなかった」っておかしくないかな…と思って。
確かに、私も含めて独身の人は、何かしらクセがあったり、性格も難アリな人が多い。
まあ、服屋さんで例えると「奇抜な服」なのです。
一般ウケせず、売れ残って、セールになっても売れ残ったりして…
流行りを取り入れた「旬」なデザインの人気商品はアッという間に売れてしまう。
人気商品になるものは大半の人が好むデザインです。
でもさ、全員が全員、人気商品を気にいるワケじゃないですよね。
中には、その人気商品より、隅っこに追いやられて誰も手にしてない奇抜な服の方が好みの人もいる。
感性や好みは人それぞれです。
ちなみに私は、年齢や通勤など考えなくていいなら、若い頃のように今でも奇抜な服を着たいです(笑)
人気商品より、奇抜な服を好むタイプなので…
だからか、周りの女性達と異性の趣味もあまり被りません。
あと、服でも人でも、出逢うタイミングってあるじゃないですか。
出逢う場所に「そのタイミング」で行かなければ、お互いに出逢ずに終わってしまう。
もし出逢えたとしても
「さっき似た服を買ってしまったばっかなんだよな〜」
「この間まで彼氏いなくてフリーだったのに…」
みたいに、ほんの少しタイミングが合わないだけで実を結ばないこともある。
『縁』なんて、そんなものなんだと思う。
仕事にしたって、物件にしたって、タイミングと縁だ。
人の好みなんて千差万別だもん。
イケメンに魅力を感じない人もいるし、美人より変わった人がタイプの人もいる。
その割合は多くはないかもしれないから、出逢う難易度が少し上がるだけ。
私は飲み会やら、パーティーやら、街コンやら、ネットやら…と、それなりの異性と会ってきたけど
「誰からも選ばれなかった」
なんて考えた事はなかったな。
自分が変わり者で、魅力が足りないのは痛いほど自覚してるけど(笑)
まあ、婚活パーティーとかだと相手の番号を書いて選ぶわけだから「選ばれなかった」と感じる時はあるけど、あんなのは世界中の異性の中の一部だし、あれが全てではない。
たった数十人の中から、「しいて選ぶなら…」と仕方なく選んでる人が殆どだろう。
私も何度かパーティーに参加したけど、よっぽどの物好きな男性にしか選ばれなかったよ(笑)
ほとんどが、可愛くて大人しい清楚な女性、清潔感のある背の高い男性に人気が集まる。
でも、中にはそんな人より、変わった人が好きな人もいる。
人の好みなんてバラバラだからね。
服屋と一緒。
大半は人気商品に流れるけど、中には奇抜な服を手に取り、「何これ!ステキ!!」と思う人だっている。
難アリ商品でも上手く売れているのは、照明や見せ方で誤魔化しているからなのもある。
買ってもらえればこっちのもん!って、計算しつくして売れてるものもあるよね。
プレゼン力がなく、計算もできないから、とてもステキなのに売れ残ってる服もある。
だけど、それは自分の見せ方を知らないだけで、魅力がないわけではない。
誰からも選ばれなかったんじゃなくて、「まだ」目に留まってないだけという事。
なんか、例えが分かりづらくてスミマセン(笑)
私みたいに「そりゃあんたは独身だわ〜」って見るからに納得するような人間もいれば、「なんでこんなにステキな女性なのに…」って思うような独身女性も実際にいたりするんです。
そんな人はいろんな理由で、タイミングやチャンスに恵まれなかったり、プレゼン力がなかったり…
まだ『縁』がないだけで、選ばれなかったわけじゃない。
そんなこんなで…
世界中の異性全員と会ったわけじゃないなら、「誰からも選ばれなかった」って表現はおかしいんじゃないか〜、という話でした。
今も日本のどこかで
世界のどこかで
奇抜な服を探してる誰かがいるかもよ?
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