日常 PR

ふと虚しさを感じた

今日も暑かったので、夕方までは涼しい部屋でゴロゴロして、暗くなってからスーパーに買い出しへ。

今日は近くの小学校で盆踊りがあるらしく、小さい子供達が浴衣を着て、家族と共に小学校に向かってました。

 

あー、そうか。もうそんな時期か。

…と思いながら、夕方の夏の風に吹かれてたら、自分の子供の頃を思い出しました。

 

お母さんに連れて行ってもらった、地元の花火大会。

夏の夜風を浴びると、瞬時に昔のことを鮮明に思い出します。

 

すでに盆踊り会場から帰ってきてる子供達もいて、手にはキラキラ光るものを付けてました。

あー…子供の頃はアレが欲しかったんだよな。

…と、見る光景すべてにオセンチな気分になる。

 

そんな事を思って歩いてたら、10代後半か20代くらいの男女と、その両親が仲良く歩いてる4人連れとすれ違いました。

弟と姉か、カップルか。

とにかく楽しそうに歩いてて、夕ご飯でも食べに行く感じでした。

 

お母さんは私と同じくらいかな?

私も20代後半に産んでたら、これくらいの子供がいたのか。

 

…と、またボケーッと考えてました。

 

普段はとくに何とも思わないのに、こんな時にふと、

(私の人生は家庭を持つことはなかったんだな〜)

と、なんか虚しさのような何とも言えない気持ちになります。

 

不幸だとは思わないし、まあそれはそれで仕方がないかなとは思うのだけど、ふと、子供がいた人生はどんなだっただろう…と、こんな時は考えたりします。

いることの幸せもあれば、苦労もあるのだろうけど。

南果歩さんが昔に何かのインタビューで話してたけど、どちらか(子供を産む、産まない)の人生しかないんだから、自分と違う方の人生を想像しても仕方がないんだけどね。

 

夏はなぜか昔のことを思い出して切なくなったりすることが多いのに加えて、たまたま家族の光景を見ることが多かったので、今日はこんな気分になってました。

 

歳をとったのか、やたら最近は昔のことを思い出すな。

みんなが元気で生きてた頃の、あの時に戻りたいな…と思ったりする。

夏の夜は切ないね。

 

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