日常 PR

切なさと尊敬

仕事帰りに、スーパーに寄って買い物してきました。

曜日やチラシによって行くスーパーは異なるけど、行きつけが3〜4店舗あります。

引っ越す時にスーパーの多いところを選んだので、スーパー天国です。

 

…で、そのうちの1店舗で買い物してきたのですが、レジで初めて見るオジサンがいました。

年の頃は、60歳を過ぎてるか過ぎてないか…くらい。

シャツにネクタイ、その上にエプロンしてレジをしてました。

 

そこのスーパーは女性(年齢は幅広い)か、若い男の子しか見なかったので、オジサンを見たのは初めて。

でも、別のスーパーでも、同じくらいの年齢の男性が、同じような姿でレジをしてました。

 

リストラされたんだろうか…

それとも、定年後に働いているんだろうか…

と、考えを巡らせては、何とも切ない気持ちになってしまいます。

 

どちらのオジサンも、物腰が柔らかくて、喋り方も商品の扱いも丁寧。

柔らかい商品はちゃんと一番上に置いて、配置も素晴らしい。

きっと前職でも、それなりに仕事が出来た方なんではないかと思う。

 

このくらいの年齢の男性なら、色々とプライドもあるだろう。

「男とは!」みたいな時代で育った人が多いと思う。

 

もし、そこに長く住んでる人なら、近所の目も気になるかもしれない。

別のスーパーでは、気の強そうな女性陣が多いから、働きづらいとも思う。

 

くだらないプライドを捨てられる人は、本当の意味でカッコイイ人なんだろうな…と、帰り道にトボトボ歩きながら考えてました。

人としての「プライド」は捨てちゃいけないし大事だけど、「他人の目」とか「カッコ悪い」とかっていう偏見のプライド。

 

…って、キレイごとを言っても、その『くだらないプライド』は誰しもあるんだろうけど。

私も、もちろんある。

 

でも、若い時はもっとあったけど、年齢と共に減ってきたかもしれない。

プライドがズタズタになる事ばっかりだったので、「まっ…いっか」って思えるようになった。

 

うちの父親は、くだらないプライドだらけなので、何かあれば「そんなのカッコ悪いやろ!」と、常に他人の目を気にする。

そんな人を身近で見てきたので、くだらないプライドでカッコつける人が、一番カッコ悪く見えてしまいます。

 

なので、そのレジのオジサンが、父親の1000倍カッコ良く見えました。

 

コンビニのレジしか経験がないけど、今は覚えることがたくさんあって、本当に大変だと思う。

支払い方法と様々だし、文句を言う人もいるだろうしね。

あの年齢から新しいことを覚えるのが、本当にスゴイ。

 

私は派遣だし、いつまで仕事があるか分からないけど、何時も、どんな場所でも謙虚でいきたいなと思います。

目の前のことを頑張ろう。

っしゃー!!

 

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