明後日は節分ですね。
美味しい恵方巻きを食べたいけど、毎年「こんなに高いのか?!」となり、買ったことはありません。
ボッタクリすぎだろ〜?と思うのに、スーパーでも飛ぶように売れる。
関西から全国に広まったのかな??
いつの間にか、恵方巻きが全国区になった気がする。
育った地元では、恵方巻きを食べる習慣はなかったのです。
地元では節分の豆だけでした。
子供の頃から、あの何とも言えない「THE 豆」な味が好きで、食べるのが楽しみだったのです。
『自分の年齢+1個』を忠実に守っていたので
「これだけしか食べられない〜(泣)」
と、たくさん食べられる大人が羨ましくて仕方がなかったな。
1人暮らしを始めてからも、たま〜に節分の豆を買っていました。
もちろん1人で食べないといけないので、年齢分よりたくさん食べることになるのだけど…
いったん年齢+1まで食べて、「ヨシ!」となってから残りを食べてました。
昨日お風呂に入りながら、ふと、そんな子供の頃を思い出してたのです。
そういえば、シャウエッセン(ソーセージ)が発売された頃。
初めて食べた時に、あまりの美味しさに感動したのです。
もともとソーセージは好きだけど、あのパリッと感ときたら…
姉としょっちゅう「どっちの方が長いか」で、取り合いをしてました。
1人で食べれるのは4〜5本くらいだったので、少しでも長い方が得だと考えてたのです。
なんて卑しい…(笑)
確か、お母さんがお皿に分けてくれたものを見比べて、ジャンケンしてた記憶がある。
それで一度ケンカみたいになったことがあって、その光景を見かねた父親が
「うるさい!そんなに言うなら、腹一杯食え!」
と、翌日に何袋ものシャウエッセンを茹でて、大皿に乗せて出してくれたのです。
軽く40本くらいはあった気がする。
うわ〜!夢のよう!!
何本でも好きなだけ食べれる〜♪
…と、姉と食べ始めたものの、5本を超える辺りで段々と食べるペースが落ちてきました。
めちゃくちゃ美味しかったのは数本目までで、あとは感動も薄れてきて。
食べても食べても、目の前に山のように積まれているシャウエッセン。
お腹もだけど、視覚からも満腹感を感じたのかもしれない。
結局、いつもより数本多く食べただけで、姉も私もギブになりました。
「もう当分いいわ〜」と言う私達に、「あともうちょっと食べたいな〜、ってくらいが丁度いいんだよ」と父親。
確かにそうかも…と、子供ながらに痛感した事をふと思い出しました。
何事も『ちょっと足りない』くらいが幸せなのかもしれないな。
全く足りないのはイヤだけど、ある程度は満たされてて『できれば、あともうちょっと…』くらい。
めちゃくちゃお金持ちの人が、使いきれずに困ってる感じ?
…って、ちょっと違うか。
使いきれないほどの大金持ちより、まだまだ欲を持ってる小金持ちくらいの方が幸せなのかもね。
好きなものでも食べすぎたら、飽きたりするし。
まあ…オバサンになっても、学ばずに食べすぎてしまうんだけど(笑)
なんか『豆』の話から飛躍しすぎた。
「豆をもっと食べたいな〜」と思ってた子供の頃の方が幸せだったな…って話でした。
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