森永さんへの恋愛感情はハッキリとは湧かないままも、好意は増していき、付き合うことを考えたりしていました。
そんな頃、謎の腹痛が…
気になって病院に行ってみたところ、また新たに婦人科の疾患が見つかりました。
いずれ手術しないといけないような状況で、女性には多い病気とはいえショックでかなり落ち込みました。
子供が出来ないと決まったわけではないけど、手術しないと妊娠は難しいだろうし、どちらにしても健康な人よりは不妊になる可能性が高い。
それに私はすでに過去にも手術してたので再手術になってしまい、余計に不妊の可能性があったのです。
こんな大切なことは、すぐに森永さんに伝えるべきだと思いました。
それは、伝えると同時に「別れ」を考えていました。
もし、万が一、こんな状態の私でも「全く気にしない」と受け入れてくれるような人だったら、私はこの先何があっても森永さんを大切にしよう…という、賭けのような気持ちでもありました。
「せっかく幸せになれそうって時に、なんでまた病気に…」
と、かなり落ち込み、泣きました。
でも、なってしまったものは仕方ないし、現状を失うのは怖いけど伝えるしかない。
意を決して、森永さんにメールを送りました。
病気が見つかったこと。
子供が産めないわけではないけど、出来にくい可能性が高いということ。
それと、他にもっと良い女性がいると思うから、森永さんのためにも他の女性と幸せになってほしいと…
婚活という場で出会ったし、子供は重要なことだと思うので、包み隠さず話しました。
正直、誰でも「えっ!」ってなると思う。
子供が欲しいから婚活してる男性がほとんどだし、森永さんもそうだったので。
ただ、事実を話しただけでは、男性側も
「そういう事なら…スミマセンが…」
とは言い出しにくいだろうと思い、先に自ら身を引くと断言してメールを送りました。
もう会わないつもりで最後のメールとして送ったものの、森永さんが全く気にせず受け入れてくれたら…などと、どこかで期待してしまう自分もいました。
いつもなら早く返ってくるメールも、その日は少し遅く、数時間後に返ってきました。
たぶん森永さんも、かなり悩んだんだと思います。
見るのが怖かったけど、恐る恐るメールを開きました。
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