いよいよご対面の日がやってきました。
森永さんは隣県の方だったのですが、私の住む街の主要駅まで来てくれました。
19時に駅の改札前で待ち合わせ。
写真のことはすっかり忘れるほど、森永さんへの好感度は上がりまくっていました。
お互いに顔写真を掲載していたので、当日は服装の特徴なども教えることなく待ち合わせることに。
かなり早く着いてしまったので近くで時間を潰し、5分前くらいに待ち合わせ場所に向かうと、それらしき人が…
遠目でしか見えないけど、
服装の色が…オレンジだ…
フリースのような服装で、日曜日のお父さん感が…
はっきり言えば ダサイ。
ここで、少しだけ気持ちがダウン。
でも!
服装なんて、どうにでも変えられる!!
さらに足を進めると、顔が見えてきました。
はぁぁぁぁぁ…!
や…
やっぱりダメかもしれない…
でも、もう目の前まで来てるし、笑顔を作りつつ足を進めました。
森永さんと目が合ったので、私から声をかけます。
どうも、初めまして!
満面の笑みの森永さんは、メッセージ通り真面目で良い人そうでした。
ただ、どうしても恋愛対象として見れそうにない。
気持ちよく酔ってた時に池にでも落ちたかのような気持ちの冷めっぷりでした。
でも、必死に満面の笑みを作り、その場で短い挨拶を済ませました。
そろそろお店に向かいましょうか♪
そうして、2人で歩きながらお店に向かいました。
森永さんの少し後ろを歩きながら、小さく溜息をついてる自分がいました。
森永さんが良い人なのは分かってるけど、どうしても恋愛対象としては見れそうにない。
…ということは、今回もダメだったという事だ。
メッセージのやり取りしてるうちに想像は膨らみ、勝手にドンドン期待してしまい、会った瞬間に終了…
このパターンを何度経験すればいいのか。
ショックを軽減するために期待しないようにしよう…と毎回思うのに、ついどこかで期待してしまう自分がいる。
毎回これの繰り返しだと、精神的疲労で「もう婚活なんか無理なんじゃないか」って思いますよね。
でも、せっかく時間を作って来て頂いてるし、今回限りになったとしてもお互いに楽しい時間を過ごそう!
見た感じでは恋愛対象にはならないけど、もしかしたら、話をしてるうちに好きになる事もあるかもしれない。
よし!
ここは気持ちを切り替えて、全力で楽しい時間を過ごすように努めるぞ!!
…と思い直し、口角を上げつつお店に向かいました。
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