世代としては書かずにいられない。
ミポリンの訃報が、本当にショックで悲しい。
私もそうだけど、年齢的には何かあってもおかしくないかもしれないけど…それでも早すぎる。
最近のミポリンはあまり知らないけど(テレビ見ないので)、子供の時に大好きだったんです。
今でもカラオケに行くと必ず「人魚姫」を歌います。
「CATCH ME」も大好きだし、「JINGI愛してもらいます」も絶対に外せない。
古いiPodにミポリンや明菜ちゃんのベストを入れていて、よくそれを聴きながら(歌いながら)料理をしたりしてました。
子供の頃に憧れてた人や同世代の人が亡くなると、何とも言えずショックで、大好きな親戚のお姉さんを亡くしたようで悲しい。
小学3年くらいだったか、クラスメイトに「中山美穂って知ってる?」と聞かれました。
まだ知らなかったので「知らない」と答えたけど、その後にテレビで初めて見て、うわぁ!カワイイ!と子供ながらに憧れたのです。
私はタレ目のオタフク顔なのだけど、ミポリンの猫のような魅力ある目に憧れて、どうやったらこの目になれるだろう…と、手で目を上に引っ張ったりしてました(笑)
「毎度お騒がせします」とか「ママはアイドル」とか全部見てました。
「毎度…」は子供ながらに(これは見てはいけないシーンなのでは…)って思うところもあったので、親がいない時に見てたり。
一番好きだったのは明菜ちゃんなんだけど、ミポリンやキョンキョンも好きで、小学生の頃は年上のお姉さんに憧れてたのです。
年末にレコード大賞を見るのも好きだったな。
当時は「明星」や「平凡」というアイドル雑誌があって、小学校高学年になったらお小遣いを貯めて買ったりしてました。
今ならネットに画像はあるし、どこでも写真は手に入るだろうけど、その頃は雑誌だけが全てだったのです。
透明の下敷きにお気に入りのページを切って入れたり、友達が好きなアイドルのページを渡してあげたり。
私が明星や平凡を欲しかった一番の理由が「歌本」です。
付録(?)として、毎回いろんな曲の歌詞が書かれた冊子が付いていました。
今なら歌詞はネットで見れるけど、当時はもちろんそんなものは無く…
好きな曲の歌詞を知りたいなら、カセットで録音して「再生」→「一時停止」を繰り返して、手で書き起こすしかなかったのです。
アナログすぎる(笑)
耳で聞いたままを書き起こすので、もちろん聞き間違いもありました。
藤井一子という方の「チェックポイント」という歌があったのだけど、『きつめのメイク』をずっと『キツネのメイク』だと思っていたくらい。
なんでキツネのメイクしたんだろう…と子供ながらに謎で、あとで「キツめ」だと知りました。
こんな聞き間違えをするので、歌本は本当に有難い存在だったのです。
小学生には英語なんて聞き取れないし。
ミポリンの「CATCH ME」の歌詞を歌本で見た時も嬉しかったのを覚えてます。
英語が読めないのでお母さんに聞いて、カタカナで紙に書き写したな。
歌本を見ながらミポリンになった気分で熱唱してたら、姉の友達がたまたま家に遊びに来て「あれ、BABAちゃん?w」と笑われて恥ずかしい思いをしました。
それ以来、家で熱唱するのはやめたのは言うまでもない。
とにかく10代も20代もミポリンの歌やドラマに夢中になって、憧れのお姉さんだったのです。
なので、本当にショックでした。
「ご冥福をお祈りします」という言葉はとても素敵な意味なのでそう書きたいところだけど、今はまだ実感もなく書けないな。
私ですらこんなにショックなのに、昨日ライブに行く予定だった人はどれほどにショックだろう。
ライブによく行ってた身なので、それを想像してました。
大好きな人のライブを楽しみに日々頑張って、「さぁ!今日はライブだ!」と楽しみに行ったら、中止理由が亡くなったからなんて。
ショックすぎて、受け入れられずに涙すら出ないかもしれない。
本当に、改めて人生なんて分からないな…と思いました。
私も何があってもおかしくない年齢になってきたし、日々を大事に生きていかないとな。
突然何かあっても家族に迷惑をかけないようにエンディングノート的なメモは残してるんだけど、もっと意識しておかないとなと思いました。
これからもカラオケに行ったらミポリンの曲を歌います。
大好きな明菜ちゃんには長生きして、幸せに過ごしてもらいたいな。
キョンキョンも憧れの存在なので、幸せに長生きして幸せに過ごしてほしいです。
ミポリン、一緒の時代を過ごせて本当に幸せでした。
ミポリン、本当にありがとう。
↓ポチっと応援していただけると励みになります!