以前、婚活サイトを使っていた時に、男性のプロフィール欄で「趣味はグルメ(美味しいお店巡り)」と書かれているのをよく見かけました。
特に、40代の男性がよく書いてた気がします。
30代前半の頃は、「これが趣味?!」って思いつつ、なんかつまらない人に感じてしまってました。
私は音楽が好きなので、そういう趣味が合う人がいないのかをメインに探してたのです。
聴いてる音楽が似てる方が気が合うと思ってたし、共通の話題がある方が盛り上がると思ってました。
自分の苦手な音楽を好んで聴いてる人だと、それだけで「合わないな」と思ったり。
…今だから思う。
趣味なんか合わなくていい!
まあ、自分の嫌いなモノを好きって言ってるなら価値観が合わないとかはあると思う。
でも、趣味なんか合わなくていい。
むしろ、違う趣味の方が新しい世界を知れてイイくらいだ。
好きなアーティストやジャンルが一緒の人と何人も会ったけど、話が合うとは限らない。
むしろ、お互いに詳しいから意見がぶつかることも(笑)
知ったかぶりして評論家風に語られてイラッときたり。
なんで、あの頃はそんなに音楽好きばかり探してたのか…
時間の無駄だったなー、とつくづく思う。
逆に当時は「趣味がグルメだけ?」なんて思ってたのに、今はそう書いてた人達の気持ちがすごく分かる。
私もアラフォーになってから、美味しいものを食べるのが何よりも幸せになっている。
頑張って働いて、そのお金でご褒美がてら美味しいものを食べる。
なんという、幸せ。
当時はよく分からなかったけど、趣味がグルメなんて書いてる男性は素敵だったんだな。
若い男性だと「フットサル」「ロードバイク」などスポーツ率が高かったけど、そんなのより一緒に楽しめる「グルメ」の方が楽しそうだもんね。
グルメもそうだけど、「神社仏閣巡り」とかもイイよね。
「映画」とか「読書」とか、お金もさほどかからず、身になる趣味も最高だと思う。
私はインドア派なので、常にアウトドアな人だと疲れてしまうけど、車やギャンブルなどお金のかかる趣味じゃなければイイかなと思う。
当時は地味にすら感じてた趣味も、この歳になると素敵だなと思えるもんですね。
年々、好みも変わってきたな〜。
歳を取らないと気づかない事もたくさんあるんでしょうね。
親でも、年長者でも、人生の先輩のアドバイスって大事だな…って、つくづく思います。
美味しいお店巡りできるような、穏やかな性格の人と出会えるとイイな〜